ガスコンロ
都市ガスやプロパンガス(LPG)による、調理器具を加熱する器具のことを指す。常温下では安定した火力が簡単に得やすい。換気が適切でない室内において燃焼を継続すると、一酸化炭素中毒に繋がる場合もあるので使用の際には十分注意が必要である。ガスコンロには左右別で火力の強さが違っており、料理に合わせて火力の調整もすることができる。基本的に、ガスコンロには安全装置が備え付けられており危険をすぐに察知してくれる。IHに比較すると、月々のガス代を多少高くなるが底の丸い鍋を使用できる・火加減をみて料理することができるなどのメリットもあげられる。
バス・トイレ別
浴室とトイレが別室になっていることを指す。非常に人気が高く、物件条件をみる際に、重要視されることが多い。反対に同室にバス・トイレがある場合はユニットバスと呼ばれ土地の高い都心の物件の多くはユニットバスである。日本では、お風呂に浸かる習慣があるため圧倒的にバス・トイレ別の物件が人気である。賃料も、バス・トイレ別はユニットバスよりも高く比較的築年数が新しい物件に多い。水回りをすっきりすることで、お風呂を有効に活用でき、ユニットバスが抱える問題(トイレットペーパーが濡れてしまう・シャワーカーテンがカビてしまう)等が起こることはありえない。
独立洗面台
一般的には浴室・トイレとは別の空間に設置されている洗面台のことを指す。 ドライヤーやお化粧時に利用できるため特に女性の重要が高く、収納スペースが設置されていたり、洗顔や歯磨きなどをキッチンや浴室ではに空間で行うことができることがメリット。
温水洗浄便座
温水洗浄便座とは、別名ウォッシュレット(※「ウォッシュレット」は、TOTO株式会社の登録商標)とよばれている。温水を利用し、排便後のお尻を洗浄してくれる機能がついた便座のことである。それぞれこだわりの機能が便座についており、脱臭機能・足元を温風で温めてくれる機能・センサーが感知することによって便ふたの開閉を自動でおこなってくれるものまである。子供から老人、体の不自由な人のために簡単に使いこなせるようバリアフリーを意識し、工夫されている。
石油暖房
石油ファンヒーターとも呼ばれ、ガソリンではなく灯油を燃焼した熱をだし、部屋を暖める暖房器具のひとつ。灯油ボイラーで温水を作り、安全・経済的に暖房・給湯できるのが一般的である。寒い地域では必需品。石油ストーブを使用する際は、ガソリンと灯油の給油間違え・部屋の換気(最低定期的に2時間に1度)・一酸化炭素中毒を引き起こさないように注意すること。小さい子供がいる場合、石油暖房機の周りにガードを設置する、乾燥防止のためにやかんに水を入れて加湿にも力を入れ、取扱いには十分気を付けなければ死亡に至るケースもあるので機器まわりにもしっかり配慮も忘れずに。
エアコン
正式名称「エアーコンディショナー(英: air conditioner)」。室内の温度を、快適に過ごすための空調設備。2012年ではエアコンの普及率が90%以上であり、消費電力を抑える機能がついたものまで販売されている。エアコン内から空気を洗浄、マイナスイオンを送り込む高機能搭載のものまである。通常部屋に設置されているエアコンの主流は、壁に配管穴を必要とするルームエアコンとよばれるものであり、その他エアコン本体を天井や壁に埋め込むタイプのハウジングエアコン、窓枠にエアコンをはめ込むタイプのウインドエアコンの3タイプがある。
トランクルーム
一般的に、住居内では収まらない荷物を収納するスペースをトランクルームとよぶ。マンション敷地内や玄関ポーチ横付近に設置されているケースが多く、家庭に収まりきれなかった衣類や日常茶飯事に使うことのないレジャー用品を中心に重いサーフボードやダイビング用品、ゴルフ用品などアウトドア用品を収納する人が多い。敷地的に余裕が無いと設置されない。最近ではレンタル収納スペースという、収納スペースを住居者に提供するサービスもあるが、トランクルームとは意味が異なる。どちらも、収まりきれない荷物がある人向きである。
BSアンテナ
BSデジタル放送を受信するためのアンテナ。電波を外から受信するためのパラボラアンテナ(円盤のような反射板)は屋外に設置し、基本的にアンテナの取り付けを行わなければBSで配信されている番組を見ることができない。角度を少しでもずれてしまうと、映らなくなってしまうこともあるため、個人で設置作業を行うよりも業者の委託設置をおすすめする。最近では個別での契約では無く、大元のマンションに設置されており、工事なしで利用できる事も増えてきている。アンテナを設置せずにBS放送を受信する場合は、ケーブルTVに加入し、専用のチューナーを使用する必要がある。
CSアンテナ
コミニケーション・サテライト、略してCS。CSはBSと比べても電波は弱いため、天候に左右されやすい。BSとはちがい、映画・競馬・ニュース・囲碁など、一本の衛星回線で様々なジャンルの番組をみることができる。チャンネルによっては、有料チャンネルもありBSデジタル放送よりも、番組数はCSデジタル放送の方が飛躍的に多い。BSのように建物に予め設置されているケースもあるが、BS程設置数は欧米と比べると日本は大きく遅れているが、人口の多い大都市では高い普及率である。最終的には個別での契約・工事が必要となる場合が多い。
CATV
通信ケーブルを使い、離れた離島は遠方地域までテレビ放送を行うシステム。CATV局によってそれぞれサービスは異なるが、インターネットサービス・テレビ電話・地域情報の受信・国内外ビデオオンデマンドを楽しむことができる。地域密着のテレビ局もあり、街の情報を中心に「コミュニティチャンネル(自主放送)」も放映されている。ほとんどのケーブルテレビ局は月額3,000円~4,000 円前後である。まだ一般的に浸透しておらず、地域格差や導入にかかるコストもあるためこれから普及していくサービスの一つとして注目されている。
インターネット対応
インターネット対応と表記されている物件は、大家さんによってインターネット環境・設備が整った物件を意味する。居住者が入居する際に個人で戸別に契約し、月額料金は契約内容(契約プラン)によりそれぞれ違った料金という形が一般的。インターネット対応でない建物に関しては、管理者に問い合わせをする必要があり、その際には別途開通工事が必要な場合やそもそも光回線(光ファイバー・フレッツ光など)が利用できない場合がある。マンションタイプといったインターネット環境の場合、低価格で利用することができる。
オートロック
自動的に施錠する仕組みを持った錠の設備の建物を指す。安全性が高いことや、犯罪んび巻き込まれる危険を避けるためのオートロック物件は、単身女性やファミリーに人気。ドア付近には、24時間セキュリティカメラ(防犯カメラ)が備え付けられている場合が多く、入居者あるいは管理者が来訪者を確認したうえで、入館可能となるためエントランスの電気錠は常に施錠された状態である。キーの種類はいくつかありボタンを押すタイプのテンキー式と、カードを通すタイプのものと2種類が一般的である。最近では、オートロックでTV付き画面モニターが付いている物件も普及してきている。
フローリング
フローリングとは、木質系の材料を使用した床材の総称。一般的な住宅の床材の木質フローリングは、複合フローリングと単層フローリングに分けられる。掃除がしやすくダニの繁殖がない、静電気防止、雑菌力、部屋の温度を一定に保つことも可能で小さい子供がいる家庭に用いられることが多い。物件によっては床暖房などが設置されている物もあり、ついていない場合は後付けすることもできる。カーペットではない為、冬場は床が冷たい、傷がつきやすい等のデメリットもあるが、フローリングの物件は、畳である物件よりも圧倒的に人気が高い。ちなみに賃貸物件にあるフローリングに傷をつけてしまったり外部からのへこみ等は退去時に現状回復費用を請求されることも。
室内洗濯機置場
名前の通り、室内に洗濯機を設置できるスペースのことを意味する。以前は、洗濯機を屋外に置き、集合住宅の場合、住民の共有スペースなどに設置されていたが、室内にスペースを確保しておくことで近隣の洗濯スペースへわざわざ足を運ぶ必要性がなくなり、時間短縮・家事の効率をよりあげることができる。今は屋外の洗濯機置き場は減少してきているのが現状。室内での、洗濯になるので深夜の使用は、近隣住民のトラブルを招くこともあるのであまりお勧めしない。ハイグレードマンションや高層マンションでは、外に干すことが難しいため洗濯機と乾燥機を設置できるスペースも設けてある。
バルコニー
バルコニーの語源はイタリアから。建物の内外を問わず、地表より高い位置で多くは建物本体から張り出し、手すりを巡らせた台床の事であり、ベランダと違い屋根がないため雨の日の洗濯外干しは難しい。厳密に定義付けすると、ベランダとは一般的に異なり、2階以上の手すりや壁があるもの、さらに屋根がないものがバルコニーとよばれる。現代では、バルコニーとベランダは建築専門用語として区別されているため、賃貸物件の表記にはあまり区別されていないことがおおい。趣味をとりいれながら、バルコニーに照明等をプラスすることによって、オリジナリティを強調することも可能である。マンションなどの上層部分を利用したスペースは、ルーフバルコニーとよばれている。
出窓
別名「張り出し窓」ともいう。建物の外に張り出している窓のこと指す。通常のガラス面よりも、出窓のほうがガラス面積が多く、採光率も高いうえに、室内をより実際の部屋よりも広く見せることができ解放感あふれる室内を演出することができる。もともと洋風の建築物に多くみられデザイン性が高い。観葉植物を置いたり、カフェカーテンをおくことなどをして個人の好みにあわせてアレンジすることができ、奥行き感をだすことも可能である。
駐車場あり
建物に住む方たちの所有している車を、駐車しておけることを「駐車場付き」または「駐車場有」と表記する。基本的に都内や敷地面積の高い土地では、地下に駐車場があるが、郊外の場合同じ建物の高さの地上階に駐車場を設けているのがほとんど。住居人の駐車場の他、来客専用の駐車スペースもあるところも。使用する場合、常駐している管理人に前もって伝える必要があり、居住者は月額賃料と一緒に使用する場合は支払う必要がある。契約方法は、建物の条件によりけり。建物の管理者のもと、厳重に管理される。