※下記の解説は、あくまでも一般的な見解であり、当該物件の機能説明、機能保証を指す物ではございません。
1階の物件
建物の所在階が一階の部分を指す。セキュリティ上の不安が少々有るかもしれないが、メリットも多く、「庭がある」・「荷物の多いときに家に入りやすい」・「洗濯物や布団が干しやすい」など生活上の利点も多いことがあげられる。主に騒音をたてる小さい子供がいるようなファミリーに向いていることや、大きな荷物の出し入れは、上層階に比べスムーズに行いやすい。条件によっては、一階の物件は二階よりも多少価格が下がっているので価格を重視している方には絶好のメリットである。
南向き
南向きとは、部屋に対する日あたりの向きを指す。南向きの部屋は、ほかの方角よりも圧倒的に人気で値段も他の方角の部屋よりも高い。人気の理由は、昼間は部屋に対する日照時間がもっとも長く、冬は部屋の中は暖かくなり、なおかつ南側に物干しスペースがあれば早く乾く事である。タワーマンションの場合は、日あたりの向きよりも眺望を重視され、日あたりの向きを軽視される場合が多い。一般的に、南向きの良いイメージから、売りに出す物件も東向きの物件よりも南向きがよく売れることも。
IHコンロ
IHとは Induction Heating(電磁誘導加熱)の略であり、炎を使用せず内部に存在するコイルの磁力線の働きで鍋そのものを発熱させるしくみである。コストパフォーマンスに優れ、空調費も安くおさえて空気を汚すことなく調理することができる。また、ガスを使わない為、使用できる原材料に限りがあるのがデメリット。(土鍋、アルミ、銅は使用不可)キッチンにすでに備え付けられているものから、卓上IHコンロも登場している。卓上・すでに備え付けられているものにかかわらず、底が平らな鍋のみ対応しているのでガラス鍋や陶磁器には対応していない。IH対応鍋は、マグネットがくっつけば対応可能となる。魚類の調理はできない。
インターネット対応
インターネット対応と表記されている物件は、大家さんによってインターネット環境・設備が整った物件を意味する。居住者が入居する際に個人で戸別に契約し、月額料金は契約内容(契約プラン)によりそれぞれ違った料金という形が一般的。インターネット対応でない建物に関しては、管理者に問い合わせをする必要があり、その際には別途開通工事が必要な場合やそもそも光回線(光ファイバー・フレッツ光など)が利用できない場合がある。マンションタイプといったインターネット環境の場合、低価格で利用することができる。
宅配ボックス
基本的に集合住宅に設置されていることが多い。コインロッカーのような荷物の大きさによって保管しておける共有部分を宅配ボックスとよぶ。居住者不在の間に届いた荷物を一時的に預けることのできるシステムであり、荷物を預け扉を閉めると自動的に電子ロックがかかり、特定の人しか開けられないようになっている。伝票に記入されているボックス番号と暗証番号で受け取りが可能で、忙しい単身者にとってはありがたいシステム。入居者は不在通知を確認し、宅配ボックスに荷物があることを認識したのち部屋番号と暗証番号を入力後、該当する宅配ボックスから荷物を受け取ることができる。
バルコニー
バルコニーの語源はイタリアから。建物の内外を問わず、地表より高い位置で多くは建物本体から張り出し、手すりを巡らせた台床の事であり、ベランダと違い屋根がないため雨の日の洗濯外干しは難しい。厳密に定義付けすると、ベランダとは一般的に異なり、2階以上の手すりや壁があるもの、さらに屋根がないものがバルコニーとよばれる。現代では、バルコニーとベランダは建築専門用語として区別されているため、賃貸物件の表記にはあまり区別されていないことがおおい。趣味をとりいれながら、バルコニーに照明等をプラスすることによって、オリジナリティを強調することも可能である。マンションなどの上層部分を利用したスペースは、ルーフバルコニーとよばれている。
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