コンロ二口以上
物件のコンロが2つ以上設置されていることを指す。ワンルームや一人暮らし用の住まいの物件には一口コンロが多く、その他リビングのついている物件には2口以上つくことが多い。最近の物件では一人暮らしの部屋でもキッチン周辺の充実性を図り、二口以上のコンロを備え付けられている物件もある。効率・手際よく料理ができるほか、料理を頻繁にする方には二口コンロをお勧め。
バス・トイレ別
浴室とトイレが別室になっていることを指す。非常に人気が高く、物件条件をみる際に、重要視されることが多い。反対に同室にバス・トイレがある場合はユニットバスと呼ばれ土地の高い都心の物件の多くはユニットバスである。日本では、お風呂に浸かる習慣があるため圧倒的にバス・トイレ別の物件が人気である。賃料も、バス・トイレ別はユニットバスよりも高く比較的築年数が新しい物件に多い。水回りをすっきりすることで、お風呂を有効に活用でき、ユニットバスが抱える問題(トイレットペーパーが濡れてしまう・シャワーカーテンがカビてしまう)等が起こることはありえない。
CATV
通信ケーブルを使い、離れた離島は遠方地域までテレビ放送を行うシステム。CATV局によってそれぞれサービスは異なるが、インターネットサービス・テレビ電話・地域情報の受信・国内外ビデオオンデマンドを楽しむことができる。地域密着のテレビ局もあり、街の情報を中心に「コミュニティチャンネル(自主放送)」も放映されている。ほとんどのケーブルテレビ局は月額3,000円~4,000 円前後である。まだ一般的に浸透しておらず、地域格差や導入にかかるコストもあるためこれから普及していくサービスの一つとして注目されている。
インターネット対応
インターネット対応と表記されている物件は、大家さんによってインターネット環境・設備が整った物件を意味する。居住者が入居する際に個人で戸別に契約し、月額料金は契約内容(契約プラン)によりそれぞれ違った料金という形が一般的。インターネット対応でない建物に関しては、管理者に問い合わせをする必要があり、その際には別途開通工事が必要な場合やそもそも光回線(光ファイバー・フレッツ光など)が利用できない場合がある。マンションタイプといったインターネット環境の場合、低価格で利用することができる。
室内洗濯機置場
名前の通り、室内に洗濯機を設置できるスペースのことを意味する。以前は、洗濯機を屋外に置き、集合住宅の場合、住民の共有スペースなどに設置されていたが、室内にスペースを確保しておくことで近隣の洗濯スペースへわざわざ足を運ぶ必要性がなくなり、時間短縮・家事の効率をよりあげることができる。今は屋外の洗濯機置き場は減少してきているのが現状。室内での、洗濯になるので深夜の使用は、近隣住民のトラブルを招くこともあるのであまりお勧めしない。ハイグレードマンションや高層マンションでは、外に干すことが難しいため洗濯機と乾燥機を設置できるスペースも設けてある。
専用庭
専用庭は、マンションの一階部分に庭があることを指し、規定に定められた使用料(管理費)が設定されている場合がある。庭のつくりによっては、庭から部屋への出入りも可能となるが、防犯上の注意もはらわなければならない。上階から落下物などの近隣トラブルを除き、ガーデニングを趣味とする方や家庭菜園、戸建てのような住み心地を得ることができるのがメリットである。洗濯物や布団などを量気にせず干すことができるので、世帯が大きい家庭に需要が大きいが、単身者が入居希望することは少ない傾向にある。物件によっては、使用規約等あるため大家(貸主)に事前確認をすることを忘れずに。
駐車場あり
建物に住む方たちの所有している車を、駐車しておけることを「駐車場付き」または「駐車場有」と表記する。基本的に都内や敷地面積の高い土地では、地下に駐車場があるが、郊外の場合同じ建物の高さの地上階に駐車場を設けているのがほとんど。住居人の駐車場の他、来客専用の駐車スペースもあるところも。使用する場合、常駐している管理人に前もって伝える必要があり、居住者は月額賃料と一緒に使用する場合は支払う必要がある。契約方法は、建物の条件によりけり。建物の管理者のもと、厳重に管理される。
駐輪場あり
建物に住む方たちの自転車を、駐車しておける場所。しっかりとした管理の中で設置されているところが多く、場所によっては24時間防犯カメラを設置しているところもある。中には、駐車場と隣接している場合もあり、盗難などのトラブルも回避できる。居住者の希望の有無で、契約を交わし毎月の使用料または管理費と一緒に支払うこともある。駐輪場スペースは、ある意味ほかの居住者との共用スペースになるので所定の決められている場所以外の駐輪は避ける事。24時間の防犯カメラだけに頼らず、個人で鍵を装着することをお勧めする。
バイク置き場あり
住宅に住む方の為の、バイク(自動二輪車、単車、二輪)駐車場が建物近辺、あるいは建物内に設置されていることを示す。物件によっては、有料・無料または管理費に含まれている場合がある。住居者の希望によって管理会社と契約、あるいは大家(貸主)と契約を交わす。バイクの大きさや排気量の大きさによって駐車しておけるスペースが異なる場合もあるので、物件管理会社などにたずねるとよいだろう。使用料は、物件によって異なる。人数制限やスペースに限りがある物件が多い。
都市ガス
都市ガスとは、プロパンガスと違い国の認可・届出料金であり、プロパンガスとは違いリーズナブルでガスを使用することができる。単位発熱量も都市ガスの方が圧倒的高いことがあげられる。プロパンガスのようにガスがなくなることはなく、燃料補給の手間が省くことができる。都市ガスは公共料金で安く使用でき、LPガスは供給するガス事業者が自由に料金を設定することができる。ガスを使用することで、火力の必要な料理を素早く仕上げる事が可能である。都市ガスは空気よりも軽く、ガスの配管によって家庭にガスが配給されるため、ガスボンベによる補給は不要となる。