バス・トイレ別
浴室とトイレが別室になっていることを指す。非常に人気が高く、物件条件をみる際に、重要視されることが多い。反対に同室にバス・トイレがある場合はユニットバスと呼ばれ土地の高い都心の物件の多くはユニットバスである。日本では、お風呂に浸かる習慣があるため圧倒的にバス・トイレ別の物件が人気である。賃料も、バス・トイレ別はユニットバスよりも高く比較的築年数が新しい物件に多い。水回りをすっきりすることで、お風呂を有効に活用でき、ユニットバスが抱える問題(トイレットペーパーが濡れてしまう・シャワーカーテンがカビてしまう)等が起こることはありえない。
エアコン
正式名称「エアーコンディショナー(英: air conditioner)」。室内の温度を、快適に過ごすための空調設備。2012年ではエアコンの普及率が90%以上であり、消費電力を抑える機能がついたものまで販売されている。エアコン内から空気を洗浄、マイナスイオンを送り込む高機能搭載のものまである。通常部屋に設置されているエアコンの主流は、壁に配管穴を必要とするルームエアコンとよばれるものであり、その他エアコン本体を天井や壁に埋め込むタイプのハウジングエアコン、窓枠にエアコンをはめ込むタイプのウインドエアコンの3タイプがある。
ウォークインクローゼット
通常のクローゼットより広めの収納スペースを設けることができることを指す。不動産の間取り図などでは「WIC」と記載されている事が多い。寝室などと隣接していることが多く、洋服を中心に幅広く使用することができる。特に、高級マンションにとりつけられていることが多く、女性からのニーズが根強い。両サイドに組み合わせ自由な収納棚が置いてあるタイプやオーダーメイドでタンスと組み合わせて収納することができるウォークインクローゼットもある。衣服は湿気によってカビが発生しやすいので、ウォークインクローゼットのみの部屋にはあらかじめ小窓が設けられている物件が多数。
床下収納
床下に、収納できるスペースをよぶ。収納できるものは限られていて、新鮮なものや野菜など腐ってしまう食品を収納することはできない。長期間保存が可能な洗剤・調味料や料理器具(年に数回程度しか使用しないもの)を中心に収納することができる。床下には湿気がこもるため、除湿剤や新聞紙を下に引くなどをして対策を行わなければならない。なくても困るものではないが、あると便利である床下収納の広さ、深さは建物によって差はあるが、0.5畳程度の広めの収納を兼ね備えた物件もある。
BSアンテナ
BSデジタル放送を受信するためのアンテナ。電波を外から受信するためのパラボラアンテナ(円盤のような反射板)は屋外に設置し、基本的にアンテナの取り付けを行わなければBSで配信されている番組を見ることができない。角度を少しでもずれてしまうと、映らなくなってしまうこともあるため、個人で設置作業を行うよりも業者の委託設置をおすすめする。最近では個別での契約では無く、大元のマンションに設置されており、工事なしで利用できる事も増えてきている。アンテナを設置せずにBS放送を受信する場合は、ケーブルTVに加入し、専用のチューナーを使用する必要がある。
バルコニー
バルコニーの語源はイタリアから。建物の内外を問わず、地表より高い位置で多くは建物本体から張り出し、手すりを巡らせた台床の事であり、ベランダと違い屋根がないため雨の日の洗濯外干しは難しい。厳密に定義付けすると、ベランダとは一般的に異なり、2階以上の手すりや壁があるもの、さらに屋根がないものがバルコニーとよばれる。現代では、バルコニーとベランダは建築専門用語として区別されているため、賃貸物件の表記にはあまり区別されていないことがおおい。趣味をとりいれながら、バルコニーに照明等をプラスすることによって、オリジナリティを強調することも可能である。マンションなどの上層部分を利用したスペースは、ルーフバルコニーとよばれている。
プロパンガス
ガス燃料として用いられ、LPガス(LPG)としても販売されている。日本では長い間使用されているため普及率は圧倒的にプロパンガスのほうが多い。気温が低くても使えるようプロパンが使われるのが特徴で、通常家庭用・調理器具加熱・お風呂・給湯器や暖房機・ガスエアコンなどの日常的に必要とされている。プロパンガスは都市ガスと違い、空気よりも重い。使用料は、都市ガスと比較すると高いこと、ガスの補給が定期的に必要になることがデメリットである。配管のないプロパンガスは、ボンベさえあればガスをどこでも家庭にいなくても外で使用することができる。